鹿の革に漆で模様を描く「印伝」
歴史と伝統を受け継ぐ「印伝」の製品は、ファンの方も多く、自分使いからギフト迄、Japanshop結でも人気のアイテムです。
「とんぼ」や「瓢箪」、「紗綾型」など昔から変わらない伝統柄は、根強い人気がありますが、最近ではモダンででお洒落な柄が登場していますのでご紹介します。
新しい七宝繋ぎ
七宝とは、仏教の用語で「金、銀、水晶、瑠璃、瑪瑙、珊瑚、しゃこ貝」の七つの宝を意味しています。「七宝柄」はこの宝の価値を表す柄として、円形が永遠に連続して繋がる紋様になっています。
この文様の”円のつながり”は、”縁のつながり”に由来するもので、人と人の関係が無限につながっていく、また子孫繁栄で家が大きくなっていくという意味がこめられているといいます。人のつながりは七つの宝と同等の価値があるということで「七宝柄」と呼ぶようになったとか、つながりが四方に伸びていくことから、”しほう”が”しっぽう”になって、七つの宝と掛け合わせたのではないかといわれています。
伝統的な柄がモダンな柄に
この伝統的な「七宝柄」を印伝の技法を使ってモダンに変化させたのが、甲州印伝で400年の歴史を誇る「印傳屋」さん。
黒い鹿革に白の更紗で七宝柄の一部を描き、更に細かい黒漆でそれを取り囲んでいます。言われなければ「七宝柄」と気付かないかもしれません。
これまでの七宝柄の印伝になかった白と黒のコントラストが、とてもモダンで、男性でも女性でも使用できる柄へと変化させました。
私は父に財布を、母に手提げバッグを贈ってとても喜ばれました。
古典的な伝統柄も良いけれど、モダンにアレンジされた「和柄」も素敵です
年代幅も広い柄なので、ギフトにもおススメしています。
Japanshop結では、様々なアイテムをそろえていますので、ぜひ店頭で手に取ってみてください。
電子キーも収納できる「キーケース」
ぷっくらしたマチのある、がま口タイプの小銭入れ(人気です)
ボックス型に開くポケットのついた小銭入れ。キャッシュレス時代に人気の財布です