「京友禅」の技術から生まれた「遊禅庵」の革小物

京友禅の可能性を新たに生み出す「遊禅庵」

友禅という言葉は、京の扇絵師「宮崎友禅斎」の名前から生まれています。江戸時代の初期に、友禅斎が描く扇絵は人気を博し、そのデザインや技法を着物の模様に応用したものが「友禅染」といつしか呼ばれるようになったそうです。京都に根付いた染織技術は「京友禅」として、女性の心を奪ってきました。絹の反物に描く華やかで美しい色彩「友禅」を、牛革に染め付ける技術としたのが「遊禅庵」さんなのです。

 

 

平成元年に着物メーカーとしてスタートした「遊禅庵」さんが2013年に開発したのが、京友禅をベースにした遊び心溢れる革小物「遊禅革」です。伝統の中に、新しさを求めて着物を制作する遊禅庵のデザインは、女性デザイナーが担っています。

 

 

「京友禅」の技術を、革染色に活かした「遊禅革」

日本が世界に誇る、美しい京友禅。その繊細な技術を水分や熱に敏感な皮革の上に、堅牢度を高く柄に染め上げるのは困難とされてきました。遊禅庵が生み出す遊禅革は「文庫革」と言われる兵庫県で白くなめされた革から傷の少ない革を厳選し、実際に友禅染の着物を手掛けている匠達が、型染の技法で1色につき1型を置き換えながら、手作業で柄を染め付けていきます。

 

 

 

日本の伝統的な吉祥柄を鮮やかに染めた本格的な革財布

染織した革は自然乾燥した後、独自の工程で熱を加えて仕上げられます。この特別な染料と熱加工が、コーティングなどの後加工を不要として、革の心地よい質感をそのまま残しています。またインクジェットプリントではなく、革自体を染色していながら、この鮮やかさを表現しているところが「遊禅革」最大の魅力です。

 

 

「NAMI 波」

円形に沿ってカーブするラインの連続模様で波を表現しています。どこまでも続く波の柄には平安・繁栄の意味があります。また「水」には洗い流すことから浄め(きよめ)や厄除けの力などがあると伝えられています。

 

 

 

「花更紗」

生命力が強く、どこまでもどこまでも絡まって伸びていく蔓そのものに繫栄や長寿の象徴を重ねています。その優雅な雰囲気を醸し出す更紗柄は女性にとても人気の高い柄です。

 

 

 

「UROKO 鱗」

三角形の連続文様で世界各地でも見られる伝統模様です。日本では龍や蛇の鱗に似ていることから鱗文と呼ばれ厄除けの柄として身に着ける風習があります。能楽においても装束の文様として使用されます。

 

 

それぞれの収納や使い勝手も工夫されていて、使うほど愛着の出てくる製品です。摩擦堅牢度という丈夫さを表す数値は5級を取得していて、革小物ならではの手触りや染色の経年変化を楽しむことが出来ます。

着物姿にはもちろん、和モノ好きな方、個性的なお洒落を楽しむ方に、ラッキーアイテムとして、プレゼントとしておすすめいたします。

 

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